AGJスタジオ発行、冒険者組合日本支部、西紀貫之の創作活動紹介ページ

NEW AGJノベル第二弾 『お姫様の騎士』 NEW
●あらすじ●
  世界五大陸のうち、最大の大きさを誇る、北西・偉大なる神の掌。広大な超大陸の南の亜大陸を支配する王国シャール帝国。支配階級の王族は魔性の術を使い人民を支配する血脈で、現職の帝王ライエル=ダ・シャールは海を隔てた南大陸の中央国家の侵攻すら許さぬほどの実力の持ち主であった。
  魔術を行使し、支配階級と君臨する王族。常に力を誇示する必要がある政権を担う王族には、とある世代交代の儀式がある。血族同士の実力を試し、最も力あるものが次期後継者となるのだ。
  ライエルには三人の子供がいる。
  第一王子のゴルド=ダ・シャール。
  第二王子のアラミラス=ダ・シャール。
  そして一族随一の力を持ちながら、その力の奔流を使いこなすことができない幼き十三歳の末姫、エレア=ラ・シャール。
 きたるべき後継の儀を前に、シャール帝国に王族たちの陰謀が渦巻き始める。

 身内に抱える危険な爆弾、幼きエレア姫。彼女は王族の務めとして数ある都市のひとつを任されていた。王都から遠く離れた海沿いの港街に隔離されし、『雷魔』と称されし幼姫エレア。彼女に王子たちを支持する他王族・貴族たちの陰謀が迫りくる中、南方大陸からの貿易船から一人の男が降り立った……。 
登場人物
クライフ クライフ
  南方大陸からふらりとやってきた剣士。彼に「北の大陸へ行け」と促した男の伝を辿るうちに、彼は陰謀に巻き込まれていくことになる。 片刃の長剣「落葉」と、漆黒の鎧を身にまとった元王国騎士見習い。魔法も知らず、田舎者丸出しの彼は近代国家シャールに於いてどのように成長するのだろうか。
  寡黙で周りからは朴念仁と言われるほどのカタブツ……と思われている。
  とある事情を抱え、現在は身寄りが無い状態。

エレア=ラ・シャール
 王族直系第三子、十三歳のお姫様。己が中に眠る強力な魔力の奔流を制御できずに、過去、王城を半壊させる被害を出したことが原因で、王都から遠く離れた南の港街に管理官として派遣され、事実上隔離される。知力は賢人並みに高いが、その幼心は閉ざされており、他人には偏屈モノとして見られている。唯一心を開いているのは、女官のレイチェルだけである。
 その主な魔力は雷の形をとって暴走することが多く、内外問わず「雷魔」と恐れられている。恐れられているがゆえに、他王族や他貴族に認められず、その知力・洞察力の高さゆえに危険視され、他勢力から共通の「排除目標」と認識されている。彼女を慕う家臣は少なく、この陰謀からその身を守れるかどうかは彼女自身冷静に諦めている節がある。


レイチェル
  エレアの幼馴染であり、身の回りの世話をする女官。彼女は七歳のころから生まれたばかりのエレアの世話をしている、エレアにとっては姉であり、彼女にとってエレアは妹のような存在である。非常に世話好きであり社交的であるが、エレアに近づいてきたクライフを危険視している。
  血族同士の陰謀戦において、わが身を犠牲にしてでもエレアを守ろうとする決意を秘めている。
冊子情報
姫 タイトル:「お姫様の騎士」
ページ数:
初版発行:コミックマーケット74(2008/8/17)
販売価格:500円
発行部数:150部

著者:西紀貫之
表紙イラスト:石垣環(大感謝)
印刷:ポプルス

 

AGJノベル第一弾 『娼婦たちの騎士』 
●あらすじ●
  バレンタイン爵が治める大陸北方の領土、その最大の歓楽街『緑葉』の娼婦が、領主の子供を孕んだという。同時に、緑葉南の領境を南方の領主グレイヴリィ子爵が越えて攻め入るとの情報が飛び込んでくる。
  男児に恵まれなかった領主バレンタインは娼婦の中に宿る命に執着を見せ、戦の気配渦巻く南方へ娼婦護衛の騎士団を派兵しようと動くが、大臣と妻に「騒乱の気配あるなか、無駄に動かせる騎士団は無い」と反対を受ける。
  バレンタインは、とある人物の進言で戦局を左右しない末端の騎士見習いに目を留める。
  彼の名はクライフ=バンディエール。
  一介の新人騎士が、娼婦救出のために緑葉へと派遣される。果たしてクライフは無事、娼婦を救出し領都へと帰還することが出来るのであろうか。
登場人物
クライフ クライフ=バンディエール
  若干20歳にして北方辺境区の警護の任から、序列百五十四位、剪定騎士団団長見習いという任を賜る。彼は領主バレンタインの密命を受け、彼の子を身ごもったという娼婦救出のため、単身南へと向かう。
  北方辺境国赴任後、そこで彼の師匠からみっちりと戦いの術を叩き込まれている。寡黙で騎士団の養成所仲間からは朴念仁と言われるほどのカタブツ……と思われている。
  実家は薪売りの商家で、三男坊として生まれる。二人の兄と三人の姉がいる。
  片刃の直刀である騎士の長剣と鎧を身に、孤軍奮闘するこの話の主人公。
イリーナ イリーナ
  バレンタインの子供を孕んだ緑葉の娼館『夜霧』の娼婦。街の中で噂される『緑葉の君』その人。領主の庇護を受けて何不自由なく数年を過ごしている少女。クライフよりも少しだけ年上。
  彼女を母子ともに無事バレンタインのもとに送り届けることがクライフの任務である。
  性格はおっとりとマイペースだが、頑固な部分も……あったりなかったり。
アンナ アンナ
  娼館『夜霧』の女主人。引退した娼婦で、一児の母。
  娼婦たちのまとめ役で、芯の強い女性である。
  クライフが生まれた頃から娼婦の街で働いている筋金入りの色町の人。
  30とン歳。
ヴェロニカ ヴェロニカ
  イリーナの同僚、夜霧の稼ぎ頭。
  貴族嫌いの庶民派を謳っており、騎士に対しても偏見を持つ娼婦である。
  不平不満を口にするも、正面から立ち向かう芯の強さを持つ。
  クライフと同い年。
エレナ エレナ
  夜霧の見習い娼婦。もうすぐお客を取って第二の稼ぎ頭として頑張る時期にあったが、南方の緑葉侵攻によって時期を逸してしまう。
  夜霧の娼婦とクライフの間で取り成すように立ち居振舞う。
  14歳。
オリビア オリビア
  天真爛漫に育ったアンナの娘。
  6歳。
冊子情報
表紙 タイトル:「娼婦たちの騎士」
ページ数:184ページ 本文180ページ
初版発行:コミックマーケット73(2007/12/30)
販売価格:1000円
発行部数:100部(完売!!)

著者:西紀貫之
イラスト:屑もずく
印刷:ポプルス